初心者ショシンシャのためのフォークギター入門ニュウモン  
 
   ギターを弾きながら歌う(いわゆる弾き語り)に憧れ、挑戦する人は多いのです  
  が、また挫折する人も非常に多い。単に歌うだけの時とは違い、楽器演奏の場合  
  「音楽の素質」というものが大きなウェートを持つのだが、実は素質があっても教  
  則本とおりに練習して「挫折」している人も少なくない。  
   「教則本は正しいことが書いてあるんじゃないの?」―実は学校の英語の授業と  
  同じでフォークの教則本もまた音楽の素質が非常に高い人が執筆しており、まだま  
  だ「正しすぎて初心者に配慮のない」内容になっているのです。(6弦表示のタブ  
  譜やわかりやすい説明文などかなり考えられている部分もありますけれど。)  
 
1. ゲンりは「2フレット」げるべし … ゆるく  
   ギターはかなり弾き込まないと指の皮が強くなっ
 
  てきません。従って最初から正式の強さで張るとす  
  ぐに指が痛くなってきます。特に人差し指で1〜6  
  弦すべてを押さえるFコードやCmコードはしっかり  
  おさえることができず、きれいな音になりません。  
  ですので、場合によっては「3フレット」下げから  
  始めても良いかもしれません。   Morris CT-1 は、♭♭(2フレット下げ)
  チューニングができるチューナーだ。
 
   
   2フレット下げたギターで中上級者と音を
  合わせるには、「カポタスト」というギター
  用備品を使用します。  
   この器具を写真のように第2フレットへ取
  り付け、音を鳴らすと正式の強さで張ってい
  る中上級者ギターの「カポなし」と同じ音が
  るようになります。  
   
 
2. フォークギターよりもクラシックギターの
 
   
  方が指が痛くない    
   
   練習中に痛くなってくる指は主に1〜3  
  弦を担当している指です。クラシックギタ  
  ーの場合、1〜3弦はナイロン製ですので  
  太く、しかも柔らかいです。しかも弦と弦  
  の間隔が広いので隣の弦と間違えずに押さ  
  えやすいーという長所があります。  
     Folk Guiter   Classic Guiter
         
3. 最初サイショ基準キジュンコードがC(ハ長調チョウチョウ)のキョク練習レンシュウすべし  
   基準がCコードの曲(ハ長調)は音楽の基本です。基準がCコードの曲をまず2,  
  3曲徹底的に練習して完成させてから、基準がGコードやFコードの曲へ行くべき  
  です。みんなが歌えて、自分も好きで、しかも基準がCコードの曲となるとかなり  
  絞られてきます。長渕剛さんの「乾杯」などが最初の曲として良いのではないでし  
  ょうか。  
 
 
4. 最初サイショはコードストロークを練習レンシュウすべし  
  各指カクユビ使ツカってくアルペジオ奏法ソウホウアコガれているヒトもいるかとオモいますが、最初サイショ  
  ムズカしいです。まずは「単純タンジュンウデウエげ」でくコードストローク奏法ソウホウをマス  
  ターしましょう。  
 
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