カツくん3キュウ受験ジュケン  その3    
 
   2次試験は面接です。1次試験合格の通知が来てから1週間後に行われま  
  す。あまり間がないのですが、ここまでくれば絶対合格してやろう!と思っ  
  たので学習時間は通常の倍くらいになりました。 面接模擬問題も2日間で  
  12問もやってしまった。   問題モンダイです  
 
 
     
   内容はPassage(文章)の朗読と問題5つです。朗読は  
  5点満点。渡されたPassageを朗読します。発音がすこし  
  くらい間違っても減点はないそうです。  
 
   Q1は朗読ロウドクしたPassageの内容ナイヨウについて質問されます。  
  例題では、  
  What are people interested in  more and more ?  
  といった質問シツモンがなされます。  
  それにタイしては、Passageのナカからコタえをサガすということ  
  です。(※ peopleはtheyにえてコタえる)  
 
   次に下段のような絵を渡され、それについてQ2,3  
  が質問されます。例えば、  
  Q2.What is the boy with a cap doing ?  
  Q3.What is the little boy going to want ?  
  といった質問シツモンがなされます。  
 
  Q4.は趣味や日常生活について聞かれます。  
  What are you going to do this weekend ?  
  こんなカンじです。  
 
  Q5.はある事柄について意向イコウを聞かれます。今回は、  
  Do you like to go to foreign countries ?  
  のような質問でした。Yes,I do . と答えると、続けて   
  Where do you like to go to ? ときます。  
 
  〓Q1〜Q5はカクテンケイ25テン満点マンテン  
 
   なお、「Perdon?」等を使って質問されたことを聞き直すのは2回くらいま  
  では許されていて減点はないそうです。「Let me see .」も有効。要するに  
  トラブルがあっても英会話で解決しようとする態度ならば評価されるという  
  ことです。  
 
   全般ゼンパンに日常のやさしめの会話力をテストされるのですが、たとえば、Q1  
  で「Buying safer food.」と答えると減点されるそうです。きちんと、  
  They are interested in buying safer food.  
  と、セイ正式セイシキコタえを要求ヨウキュウされる。  
  Q5も Yes だけでは減点で、Doで聞かれたのだから、きちんと Yes,I do .  
  と答えましょう!ということらしい。  
   このへんがガッコウ英語からの影響エイキョウチカラもある試験シケンのおかしいところで、  
  ネィティブの最も一般的な答え Buying safer food. / Yes, が減点され  
  てしまうのです。  
   正正式な答えでは時制(現在・過去・未来)や動詞の「s」付きにも気を  
  つけなければならず、答えるのがかなり難しくなります。何の意味もないの  
  に、無駄な難しい答え方を強制してくるガッコウ英語とはいったい何者?  
   中、高校の学習指導要領を作っているえらい英語学者、教授達は一体何を  
  考えているんでしょう? 会話が出来る人が増えてくると自分たちの社会的  
  地位が相対的に下がってくる−のでわざと難しくしているのでは、とかんぐ  
  りたくなりますね。  
 
   さて話を元に戻して、配点ですが、リーディング(朗読)が5点、Q1か  
  らQ5が1問5点ずつで計25点、最後に態度が3点となっており合計33  
  点満点です。  
  、2受験票ジュケンヒョウナラべて撮影サツエイ  
2/25(日)当日   ※ 個人コジン情報ジョウホウしてあります  
   この日は寒い日でした。会場の日大では例により英検の職員がキャンパス
 
 
  にいて案内してくれます。  
   1次試験に比べるとさすがに人が少ない。さて、受付にゆくと、「あなた  
  は14:30集合となっていますのでもう1時間半ほど待ってください。」  
  と言われてしまいました。    
   あれ、集合は1時じゃないの?と思って2次受験票を見たら「14:30  
  集合」と書いてあるではありませんか。「何を見たのだろう?」と、よく見  
  てみたら受付通知票(英検の身分証明書となる)と1対になっている1次試  
  験票の集合時間をみていたのでした。受付通知票を持ってくるようにと書い  
  てありましたので、2次試験の受験票と一緒に用意しておいたところ、いつ  
  のまにか1次試験の時間の方を2次試験の開始時間と思い込んでしまったの  
  です。  
   2次試験の方が遅かったので事なきを得ましたが、早かったら大変です。  
  1次試験票と受付通知票は切り離せるので、受ける人は1次試験票を切り取  
  ってどこか見えない所へしまっておくのが賢明です。  
     
   さて、ずっと待って14:15分、指定された教室に入り待機させられま  
  す。これは既に面接試験を終えた受験生と接触させないようにするための措  
  置のようです。    
   待つこと20分、ついに呼ばれました。上の階が試験会場になっていて病  
  院の順番待ちのように椅子に着席します。  
   順番が来ました。「 May I come in ? 」で入ってゆきます。教室の中には  
  試験官シケンカンがたった一人ヒトリ。ここからはスベ英語エイゴでのコタえです。  
     
  試験官:How are you ?    
  かつ :I'm fine, thank you .    
  試験官:Please give me your evaluation sheet . 試験官シケンカン採点サイテンする評価ヒョウカヒョウ受験生ジュケンセイっている  
  かつ :Here you are . (どうぞ)    −名前ナマエ受験ジュケン番号バンゴウ受験生ジュケンセイ記入キニュウさせておくため)  
  試験官:Can I have your name .    
  かつ :My name is Katsu .    
  試験官:OK, then I'll hand you this passage .  
     
   これでPassageを渡され、いよいよ朗読に入ってゆきます。やや緊張気味な  
  がらも「あれだけ2次試験の模擬問題をやったのだから大丈夫だろう。」と  
  いう自信めいたものが出てきます。まあ、緊張すると一番先にやられるのが  
  リスニング−なのでかえって本番はダラダラやったほうがいい−という感じ  
  もしましたね。    
   Questionが進んでいくに従い、試験官が評価票のマークシートに評価点を  
  マークしてゆきます。スイッスイツと付けてゆき、ものの5分くらいで2次  
  試験−終了しました。 まあ、一人5分とはいえ1人の試験官でしっかりと  
  30人くらい面接試験をするのだから結構大変です。  
     
   3/6、2次試験の結果が郵送されてきました。結果は合格です。これで晴れ  
  て3級の免状をいただくことが出来ました。しかも予想に反し、1次2次の  
  トータルスコアが90点を超えてきました。出来過ぎですね。自信のない問  
  題もカンが結構当たった感じです。    
   全体的な感想としては、ひっかけ問題が4,5問あったものの総じて基本  
  的な実力を試す素直な問題が多いと思います。英語の基本の所ができている  
  かどうか試したい方は受けてみるのもいいのではないか−と思います。  
       
 
     
 
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